Amway:CMS導入と印刷のデジタル化(2005〜2008)
150人のベンチャー(WebCrew)での改革を終え、次はグローバル大企業に飛び込みました。
Mission
印刷物からデジタルメディアへの展開にあたり制作量や関係者が増えたため、生産性が低下。最終成果物に対する赤入れが全メディアに行き渡らないなど、コミュニケーションの一貫性を保持するのが大変になってきた。コンテンツを上手に管理したい。
取り組み
まず、組織の内外に散在するコンテンツを集約し、選別・分類してから企画を統一することで、標準的な使い回せるアセット化。その利用・管理・活用プロセスを明文化した上で、EMC Documentumを導入し、画像などのメディア資産と製品テキスト情報の一元管理を開始。次に、Webと印刷物における色の再現性を高めるため、カラーマネジメントのワークフローと印刷のデジタル化 (Japan Color, PDF/X-1a, DDCP) を推進。最後に、WebのCMSを導入。
結果
グローバルプロジェクトではあったが、日本での取り組みの方が先攻したため、本社に影響を与え、カリフォルニアではカンファレンスで事例発表も行いました。日本でも印刷のデジタル化、PDF校正、DAM導入の観点で発表多数。業務に必須のシステムとして利用され続けています。
関連資料
- Design IT! 2007講演「WCMからEMCへ~本当に管理すべきは何か?」(PDF)
- Microsoft ECM&BI Conference 2007講演「攻めのコンテンツ管理」(動画あり)
- DAMとCMSでシングルソースを実現 - MdN
- JAGAT取材記事「制作プロセスの改善と各種ソリューション導入の考え方」
- EMCのサイトに掲載されたDAM活用のCase Study (PDF)
- Adobeのサイトに掲載されたAcrobatによるデジタル校正のCase Study (PDF)