FLASHコンテンツ用のCMS 『Yooba』が面白い
2009年10月11日 01:55
海外に目を向けると、想像できないような多様なCMSがたくさん存在しています。ECM的なCMS、SaaS型のCMS、特定業界に特化したCMS、印刷物にも対応できるCMS、多言語対応のCMS、Flashコンテンツ用のCMSなど。
「Yooba」は、Flashコンテンツを管理するためのCMSです。
- 許可した一部のテキストや画像をブラウザ上で安全に更新できる
- レビューのワークフロー付き
- 配信のタイマー設定が可能
と、通常のHTMLベースのCMSに近い機能を持っています。
Flashコンテンツの更新を楽にするためには、テキストや画像を外部ファイル化することが多いと思います。YoobaのようなFlash用CMSを使うメリットは:
Flash用CMSを使う意義
- 許可する編集の自由度を上げられる
- WYSIWYGエディタでスタイル付きのテキストを編集
- ライブラリから画像を選択して位置やサイズを調整
- レビューのワークフローを使って安全な運用フローを構築できる
- 時間を指定した配信が可能
インストール不要のSaaS型サービスで、正確には「Yooba Studio」が製品名です。2009年10月8日には、シンプル版の「Yooba Content Editor」という製品も発表されています。他のCMS製品との連携を進めていく、とのことですが、現状で対応しているのはスウェーデンのCMS「EPiServer」のみです。近いうちにレビュー記事をまとめたいと思います。
公式サイト
CMSWireの記事
おまけ
- Yooba以外にも、Flash用のCMSはいくつかあります。また、Flashで作られたHTML用のCMSもいくつかあります。
- Yoobaはノルウェーの会社です。本サイトが採用したWebnodeもチェコで開発されたSaaS型CMSです。ヨーロッパはユニークなCMSがたくさんあるのです。