CMS『Wetpaint』のデザインテンプレートをレビュー
【24種類の(デザイン)テンプレート】
Wetpaintでは、フォント・配色・背景画像の組み合わせをスタイルと呼びます。24種類から選べます。
図:WetpaintのStyle(デザインテンプレート):
【配色とフォント】
スタイルによって定義されています。変更はできません。
【テンプレートの自作・カスタマイズ】
カスタマイズは一切できません。
【レイアウト】
ヘッダ、サイドバー、フッタのよくある3ペイン構成です。レイアウトはどのスタイルを選んでも、完全に同一になります。だからテンプレートではなくスタイルと呼ぶんですね。納得。
ヘッダー:
サイト名の横にロゴ画像を入れることができます。水平に並ぶリンクは、自分が作成したコンテンツセクションへのナビゲーションではなく、Wetpaintが標準的に提供するコミュニティ機能へのリンクです。また、無料版の場合はヘッダの上に大きなバナー広告が自動で挿入されます。
Home | Discussion(掲示板) | Photos(写真ギャラリー) | Video(動画ギャラリー) | News(お知らせ) | Updates(更新履歴) | Droplets(通知用ガジェット) | Members(登録メンバー) | Invite(招待メール送信)
サイドバー:
検索フォーム、ナビゲーション、その下には無料版の場合はAdWordsの広告が自動で挿入されます。
フッター:
Wetpaintで構築されたすべてのサイトに共通のリンクが掲載されます。変更はできません。
ページレベルのレイアウト
中央のコンテンツ部分でカラム構成を変更したい場合、テーブル(表)を使ってレイアウトする必要があります。
ページを新規に作成する時にテンプレートを選べます。ただし、ダミーコンテンツが入力済みの状態になる、というだけの機能です。
コンテンツ部分の下部には、ページのメタ情報とコメントが表示されます。無料版の場合は、さらにAdWordsのテキスト広告も。前は広告は一箇所のみだったんですが、3箇所とはちょっとしつこいですね...。
コメント
以上、Wetpaintのテンプレート機能についてのレビューでした。一般向けWikiの先駆者として数年前は画期的だったんですが、今改めてレビューしてみると、やや時代遅れの感があります。CMSではなくWikiとしてなら、Google Sitesと並んで候補に入れてみても良いかもしれません。