9歳とパンダと標準化
3歳のころからパンダ好きな子どもは、隣のモールで見かけたぬいぐるみが気に入ったので、8歳の誕生日に買ってあげました。その後、売り場を通り過ぎる度に「買われたみたい」「売れたみたい」と気にする日々。パパも一緒に出かけたいので時々「見に行こうか?」と便乗。そのうち(売れ残るのは)かわいそうだ、ということになり、2ヵ月後にもう一匹買い増ししました。それから2年以上、毎晩ダッコして一緒に寝ています。
名前はポンポンとピュンピュン。ピンクのリボンで区別します。
図:パンダのぬいぐるみ:
2匹を同時にダッコできないので疑問に思い、聞いてみました。
いつもどっちをダッコしてるの?
不公平にならないように、交代制にしてるの。
へー。...ん?
だから、たとえば
月よう日はポンポンで、火よう日はピュンピュン、水よう日はまたポンポン、木よう日はピュンピュン、金よう日はポンポン、土よう日はピュンピュン。最後の日よう日は両方か、または無し。一週間は7日で、2で割れないでしょ?だから最後の日でちょうせいするの。同じ曜日はいつも同じにしないと、途中で分からなくなるから。
え?予想外の答えだ...(ポカン)あ、あー、なるほどね。
Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | Sat | Sun | |
ポンポン | ● | - | ● | - | ● | - | ● / - |
ピュンピュン | - | ● | - | ● | - | ● |
2匹とも毎週3または4回になり、かつ常に曜日が固定される。
こ、これが標準化の意義か...
ポイント
- 反復する作業は手順を固定すると、迷いやミスが減る
- 規則的な作業を何年も続けると、習慣になる
- 論理的な説明は具体的な例示で分かりやすくなる
大切な気づきをありがとう。明日からパパもがんばるよ。
(2010-05-23、9歳11ヶ月)