Google検索の強制SSL化によりキーワード取得不能が2~3%に到達

2012年02月21日 07:17

ログイン状態のGoogle検索をSSL化すると2011年10月18日にアナウンスがありましたが、USのGoogleで私の管理する3つのアカウントが全て対象になっていることに気づきました。

図:強制SSL化されたUSのGoogle検索(www.google.com) - 2012年2月19日撮影

  • 手でURLをhttpsからhttpに書き換えても、強制リダイレクトされてSSLが有効になります。
  • 3種類のブラウザ(Google ChromeとFirefoxとIE)で試したところ、すべて強制SSL化されました。
  • 強制SSL化を解除する設定はできないようです。
  • 日本のGoogleはまだ対象外のようです。

検索キーワードを取得できなかった件数の日別の推移を見ると、2011年は横ばいでしたが、2012年1月後半にほぼ倍増しています。USのGoogleで検索するユーザーの割合やGoogleログイン率にもよると思いますが、私が関わっている日本のサイトは2~3%に達しています。USのサイトでは20%弱というケースも。

このGoogleの仕様変更によって検索キーワードが取得できない割合は、今後も段階的に増えていくと思われます。

現状の把握も重要ですが、プライバシー問題の動向も踏まえると、本質的には得られるデータの範囲でベストな選択・行動をするしかない、ということなのだと思います。

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