小四の子どもがWikiを更新する理由
幼稚園のころからGoogleを使って、ゲームのヒントや情報、攻略をいつも検索しています。PCの前にいない時は、iPhoneやiPadのSafariも使います。ゲームの攻略本を数冊買ったことがあるんですが、「本だと更新されないしコメントもない」のでWikiの方が良いそうです。最近はどんなゲームでも、すぐに誰かがWikiを立ち上げてくれます。
先週、こどもがWikiの編集画面を開いて更新しているのに気づき、「うわ、壊したり変なこと書いていないかな」と心配になって、聞いてみました。
パパ「えー、編集の方法知ってるの?」
子ども「うん。書き方が難しいけど、もうおぼえた。」
図:10歳がWikiを更新中:
パパ「あー、この縦棒で表ができるんだ。」
(話を引き出すために知らないフリをしてます。教えていないのに、どうやって覚えたんだろ...ま、結果とソースを見比べればだいたい分かるか)
子ども「うん。○○のページがなかったからオレがページ作ってあげたの。メニューにリンクも足してある。」
こんな風に、小さな手でマウスを操ります。左クリックは左手で、右クリックは右手、と両手を使います。マウスが大きいんですね。
図:小さな手でマウスを操作:
パパ「いつ頃から新しいページ作れるようになったの?」
子ども「更新は前からだけど、新しく作るのは最近。みんな更新はするけど、作るのは勇気ないからやらないの。だから作ってあげてる。作ったあとに、もう誰かが更新してくれてる。」
パパ「あー、みんなが直したり追加してくれるんだ。面白いね。」
確かに、他力本願な大人が多いから、自ら進んでコントリビュートする姿勢はすばらしいね...(涙)
Wikiは集合知であり、コラボレーションによる自浄効果がある、と分かっているようです。
よしよし。大丈夫そうなので、止めないで見守ることにしました。